音楽人生。

sakaeyusuke2006-03-15

何の脈絡もなく、音楽の話。

皆さんは、初めて買ったレコード・CDは何か覚えていますか?



たぶん今の若い人たちは音楽に目覚めた時には、既にCDの世代でしょうね。

もちろん私も自分で初めて買ったCDは小学校の時、何故かT−BOLANの

「おさえきれないこの気持ち」でした。・・・たぶん、流行ってたから。

今T−BOLAN自体、知ってる人はどれぐらいいるんでしょう?

ヴォーカルが森友嵐士という、天気予報のような名前の人でした。



それ以降はB’zが好きになって、長〜いことシングルが出る度に買っていましたが、

高校になってドラゴンアッシュのブームに乗り、それから大学生になって、

いつの間にかCDなんてほとんど買わなくなってしまいました。

しょ、しょうもねぇ〜、俺の音楽人生。ほぼど真ん中!直球!!



今では音楽の流行りには、とんとうとい。常に最新のアンテナを張っておかなきゃ

ならない作家には致命的なので、雑誌なんかを読んでその穴を埋めてはいるが・・・

何かグッとくるものがなくなったね。これもおっさん化の一因であろう。



ところでこの仕事を始めてから実家に帰った時、ある日ヒマだったので荷物部屋みたいな

ところをゴソゴソしていると、出るてくるわ出てくるわ古〜いレコード。

ほとんどがフォークソングの親父のコレクション。

吉田拓郎かぐや姫、チューリップ、井上陽水・・・


そんな中に一枚、明らかに子供向けのイラストのレコードを発見。

何だコレ?と見てみると、どうやら発売年からして、私の幼少期の頃のものだ。

そのレコードを持って母に尋ねてみると、


母「あぁ それねぇ、何か知らないけどあんたが保育園の時、どうしてもこれ買えって

  大泣きしてねぇ、あんまりそのレコードの題名ばっかり泣いて叫ぶから

  恥ずかしくてねぇ、しょうがなく買ってあげたんだよ」


・・・・・・そのレコードの名は、おっぱいがいっぱい

ちっこい頃からそんなにおっぱいに固執する奴だったのか、私は。



ちなみにそのレコードのB面はなぎら健壱の「一本でもニンジン」

このレコードが、どうやら私の音楽人生の始まりだったようだ。

嗚呼、恥ずかしき哉。