音楽人生。
何の脈絡もなく、音楽の話。
皆さんは、初めて買ったレコード・CDは何か覚えていますか?
たぶん今の若い人たちは音楽に目覚めた時には、既にCDの世代でしょうね。
もちろん私も自分で初めて買ったCDは小学校の時、何故かT−BOLANの
「おさえきれないこの気持ち」でした。・・・たぶん、流行ってたから。
今T−BOLAN自体、知ってる人はどれぐらいいるんでしょう?
ヴォーカルが森友嵐士という、天気予報のような名前の人でした。
それ以降はB’zが好きになって、長〜いことシングルが出る度に買っていましたが、
高校になってドラゴンアッシュのブームに乗り、それから大学生になって、
いつの間にかCDなんてほとんど買わなくなってしまいました。
しょ、しょうもねぇ〜、俺の音楽人生。ほぼど真ん中!直球!!
今では音楽の流行りには、とんとうとい。常に最新のアンテナを張っておかなきゃ
ならない作家には致命的なので、雑誌なんかを読んでその穴を埋めてはいるが・・・
何かグッとくるものがなくなったね。これもおっさん化の一因であろう。
ところでこの仕事を始めてから実家に帰った時、ある日ヒマだったので荷物部屋みたいな
ところをゴソゴソしていると、出るてくるわ出てくるわ古〜いレコード。
ほとんどがフォークソングの親父のコレクション。
そんな中に一枚、明らかに子供向けのイラストのレコードを発見。
何だコレ?と見てみると、どうやら発売年からして、私の幼少期の頃のものだ。
そのレコードを持って母に尋ねてみると、
母「あぁ それねぇ、何か知らないけどあんたが保育園の時、どうしてもこれ買えって
大泣きしてねぇ、あんまりそのレコードの題名ばっかり泣いて叫ぶから
恥ずかしくてねぇ、しょうがなく買ってあげたんだよ」
・・・・・・そのレコードの名は、「おっぱいがいっぱい」
ちっこい頃からそんなにおっぱいに固執する奴だったのか、私は。
ちなみにそのレコードのB面はなぎら健壱の「一本でもニンジン」
このレコードが、どうやら私の音楽人生の始まりだったようだ。
嗚呼、恥ずかしき哉。