鈴木さん。
今日、家で仕事をしていたら、大学時代のサークルの友人から電話があった。
何年も交流していない友人だったので、「何だろ…」と思いつつ電話に出てみると、
やっぱり悪いニュース。
サークル時代の先輩が亡くなられた、とのこと。
その先輩はサンミュージックでお笑い芸人をやっており、まさにこれから!という
若手芸人。
僕が上京する時に家に泊めてくれて、家が見つかるまで居候させてくれた。
笑いのセンスがあって、大喜利に強くて、面白い設定のコントを考える人。
はにかみやで、照れ屋で、誰にでも腰が低くて、とにかく優しかった。
まだまだライブが主な仕事だったみたいだけど、「テレビに出たよ」と嬉しそうに
電話で話していた。
僕も作家の仕事が増えだして、いつか先輩の単独ライブが手伝えたらいいなぁと
話していた。
最後はオンバトの収録をとばして、眠るように亡くなっていたそうだ。
細かな原因は不明。
せっかく掴んだチャンスだったのに…でも、何か「らしい」です。
まだ早過ぎますって…。
先輩の死を知ったのは葬式も何もかも終わってからだったけど、僕は忘れません。
テレビのきらびやかな世界で活躍するタレントさんの陰には、世間に出ぬまま
去っていく芸人さんもいることを。
ワンツーギャンゴ 今井さん。
面白かったです。